今日のことわざは、情けは人のためならず、です。
情けは人のためならずとは
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、
やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
誤って、情けが仇(相手にかけた情けが逆に悪い結果を招く、
という解釈がされることがありますが、人の為にならないとなれば
『情けは人の為なるべからず』となる。

このことわざを体現している話に、童話の親指姫があげられると思います。
小学生の頃に親から親指姫を読むようにすすめられ、よく読んでいました。
親指姫は野鼠のおばさんにいじわるをされてもけがをしたツバメに
親切にしたら夢の国の王子様のもとへ行くことができました。
というストーリーだったと思います。

世知辛い人間界において、親切が広がってみんなが幸せになれたら素敵ですよね。
何にせよ、行いに応じた何かをわたしたちは受け取るのだと思います。
わたしは自分が王子様のもとへいけるとは思っていない現実派ですが、
そんなわたしでも理想論にすぎないかもしれませんが、
情けは人のためならずで全てのひとが幸せになれることを願っています。