2月25日 多くの感動と興奮を与えてくれた17日間の平昌オリンピックが閉会を迎えました。

平昌オリンピックは第23回オリンピック冬季競技大会では

史上最多の92の国・地域から、2925選手がエントリーを行い

氷上競技、雪上競技、そして ボブスレー等のそりを使った競技などの7競技102種目が実施されました。

66年ぶりの連覇という快挙を成し遂げたフィギュアスケート羽生結弦選手や

3つのメダル獲得となったスピードスケート高木美帆選手の活躍は 印象的ですよね。

今大会、日本は過去最多、13個のメダル獲得となり 大変盛り上がった17日間でした。

世界各国の一流のアスリートが集結し、熱戦を繰り広げるオリンピックが

2020年に東京で行われると思うとワクワクが止まりませんね!

現在 東京の各所では そのオリンピックに向けての施設建設を含め

関係各所は 細やかな準備も大急ぎで行われていると思います。

各国の大使館関係も 今からその大会に向けて様々な検討を重ねていることでしょう。

そこで 今回より 大使館関係者や外交官の車について記したいと思います。

私たちがよく目にする、もしくは所持している一般的な乗用車のナンバーは

普通自動車が「白地に緑の文字」

軽自動車が「黄色時に黒の文字」ですよね。

そもそも 車のナンバープレート発祥の地はアメリカになります。

1800年代後半のアメリカ国内では 移動手段として馬車がよく利用されていましたが

この馬車が自分の持ち物であると示すために数字の付いた板を装着したことがナンバープレート制度の始まりと言われています。

日本では 明治時代 まだ自動車が登場したての頃でしたので、

ごくわずかな裕福層しか自動車を乗ることができなかったことから

一般公道を走行するときでもナンバープレートを装着する義務はなく

道路整備や標識の整備もされていなかったため、 交通事故が多発、

その後 ようやく

日本でも 1907年(明治40年)からナンバープレート制度が始まりナンバープレートの装着が義務付けられました。

驚くべきことに 当時は今のようにすぐれた印刷技術もなかったため、各自が手書きでナンバーを書いていたというのです。

また 最初に導入されたナンバープレートは、

4桁のアラビア数字が表記されただけのシンプルなものでしたが、

自動車の保有台数も少なかったため、それだけでも所有者の特定は可能であった時代でした。

大正時代になると 次第に自動車保有台数が増加し

4桁の数字のみのナンバープレートでは管理が困難となり、 4桁の数字のほかに「地名」が付記されるようになりました。

現在では 日本全国で116種類の地域が記載されたナンバープレートが公布されるに至っていますし

今年から アルファベットの導入も始まっています。

現在のナンバープレート

●白ナンバープレート

自家用車、もしくは商用車に採用されているナンバープレート

●黄色ナンバープレート

自家用軽自動車、もしくは商用軽自動車に採用されているナンバープレート

排気量が600cc以下の場合にはこのナンバープレートが配布されます。

サイズは普通自動車と比べて少し小さくなっており、

また白ナンバーと違い封印(ナンバープレートを止めるボルトの上にするアルミ製の蓋)もありません。

●緑ナンバープレート

一般的なタクシー、バス、トラックといった事業用に使われている自動車

●黒ナンバープレート

事業用軽自動車に採用されているナンバープレート

宅配便が使う軽トラック、ワゴン車などに採用されます。ナンバープレートのサイズはやはり緑ナンバーと比べると小さくなっており、封印もありません。

●青ナンバープレート

青いプレートに白地のナンバープレートは

外交官が利用する車両用のナンバープレートで 外務省が管轄しています。

「外」の字が丸囲みになっている後、続く数字はそれぞれの国を表しています。

下二桁で表されるのは ◯◯01が大使の車、◯◯02以降は大使館関係者という意味だそうです。

引用参考:ナンバープレート